第106回全国高校野球選手権大会の県大会が行われていますが、
和歌山大会の「和歌山南陵高校」の校歌が話題になっています。なんとレゲエ校歌なんです！
今回は、和歌山南陵高校のレゲエ校歌が生まれた背景や歌詞を紹介したいと思います。
和歌山南陵高校のレゲエ校歌はなぜ生まれた？
レゲエ校歌が生まれた背景には、和歌山南陵高校の過去の経営状況に問題があります。
和歌山南陵高校の経営状況は最悪だった
2022年5月に発覚した和歌山南陵高校の経営状況は最悪だったそうです。
①教員への給料未払い
②住民税の滞納
③公共料金未払い
④パワハラやセクハラ
⑤生徒への暴力
⑥学校のお金を自分の会社へ流用
前経営陣は撤退し新しい経営陣に変わりましたが、和歌山県から経営改善措置命令を受け、
生徒の募集停止することになってしまっています。
そのため、2024年現在の全校生徒は3年生のみの18名。そのうち10人が野球部となっています。
レゲエ校歌誕生にどんな背景があるのかと思っていたら、
とんでもないことになってたんですね。
新経営陣・甲斐校長が横川翔さんと知り合いだった
7年ほど前（記事執筆時は2024年）から、新経営陣・甲斐理事長と横川翔さんは知り合いで
和歌山南陵高校の校歌をお願いしていたそうです。
そこにWARSANさんやINFINITY16さんが加わり、無償で作成してくださいました。
そしてついにレゲエ校歌が完成しました！
これらの曲を南陵高校バージョンに再構築、歌詞は南陵のイメージなどを
横川さんらに伝えながら書いていってもらい完成したとのことです！
校歌もこちらのベースとなっている曲も最高に良いです！
2024年6月6日和歌山南陵高校・レゲエ校歌初お披露目！
和歌山南陵高校の体育館で、まさかのレゲエ校歌お披露目ライブが行われました！
地域の方なども誰でも入場大歓迎！と記載もありますし、
きっとすごい盛り上がりをしたのかなと思います！
2024年6月7日 日高新報にも報じられます
翌日、日高新報によってその時の様子が報道されました。
生徒だけでなく、学校関係者や地域住民、合計200人もの人たちが集まり、フェスのような盛り上がりだったとか！
本当に大成功ですね！
話題になるのも頷けるストーリーだし、曲も歌詞も
本当に最高だと思います！
レゲエ校歌・和歌山南陵高校の歌詞はこちら！
一歩前へ 今 手を繋ぎやれること
一歩前へ 今 夢掴め 今今今
一歩前へ 進もう笑おう
一歩前へ一歩前へ 一歩一歩ずつ進め
誰かが言ってた一歩一歩
進んでいくことがきっとヒント
たまに戻るかも2歩3歩
その度にやんのさ2度3度
汚したくないこのスニーカー 汚れた分 前進んだ
ちゃんと靴紐は結んだ がむしゃらに走っていけ
泥だらけのスニーカー 履いて旅しようぜ
くだらないことも 笑いに変えようぜ
たくさんの希望に 胸ならしていこうよ
仲間と腕組んで 夢掴み翔け
もっと前進 もっと前進
もっと魂を燃やし 前進
きっと上手くいかねーし
なんて言ってちゃ始まらねーし
そして前進 それに真実
毎日仲間たちと追求
もった鉛筆で描いた連日
この言葉は色褪せないし
大事な 大事な
夢を諦めたりはしないから
目指して 目指して
ひたすら突き進めばいいのさ
大した 大したことじゃないよ
失敗の多さは
人の一生なんて短いなら
図太く生きてやれ
泥だらけのスニーカー 履いて旅しようぜ
くだらないことも 笑いに変えようぜ
たくさんの希望に 胸らしていこうよ
仲間と腕組んで 夢掴み翔け
何度だって 何度だって 立ち上がっていけ
不安になったって 一心不乱にやっちゃって
悲しい出来事や いろんな悩み事を
これから先もずっとあるだろう
それでも誰もがいつも 周りに
家族と呼べる友達持ってる
夜が開けりゃ明日待ってるから
一歩前へ 今 手を繋ぎやれること
一歩前へ 今 夢掴め 今今今
一歩前へ 進もう笑おう
一歩前へ一歩前へ 一歩一歩ずつ進め
泥だらけのスニーカー 履いて旅しようぜ
くだらないことも 笑いに変えようぜ
たくさんの希望に 胸らしていこうよ
仲間と腕組んで 夢掴み翔け
まとめ：新しい校歌は新体制の和歌山南陵高校の象徴！
誕生する前の状況を乗り越えて、生まれ変わろうとする和歌山南陵高校。
そんな背景を知って、改めての校歌を聞くと胸に響くものがありますよね。
しかしこれだけ話題になった今、そのまま廃校というのは考えにくいような気がします。
欲を言えば、10人しかいないけど、なんとか甲子園に出てほしいなと思ってしまいました。
それが実現したら、本当にすごいドラマですよね！
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